クレイの選び方。良いクレイ4つの条件。

旅先で目にするクレイ

コロナ禍になって、いやそれ以前からそうだけれど、
国内を旅行した時にお土産物屋さんで、クレイの入った入浴剤や化粧品を見ることが多くなった。

クレイが注目されることは、
クレイを広めたいと思ってる私にとって、とても喜ばしいことではあります。

ただ、そのクレイを使った商品たちのほとんどが、
もったいないクレイの使い方をしていて歯がゆく思います。

例えば、クレイと塩を混ぜた入浴剤、クレイをアロマを混ぜたパック、
混ぜているものはないけれど、クレイのパウダーがプラ容器に入っている、など。

なんかクレイがいいらしい、販売しよう!と町おこしにクレイが使われるのも嬉しいですが、むむむ、とうなってしまうものが多いのも事実。

どんなクレイなら良いのか?

では、どんなクレイならクレイプロフとして太鼓判を押せるか。
分かりやすく上げていきたいと思います。


条件はたくさんありますが、大きくはこの4つ。

良いクレイの条件4つ
・混ぜものがない
・プラスチック容器に入っていない
・クレイ鉱山の周辺環境がよい
・クレイの成分などをメーカーが公開している

ひとつずつ補足していきますね。

・混ぜものがない

これは、保存剤などの添加物はもちろん、
オイルや精油、塩なども含みます。

なぜ、混ぜものがよくないかというと、
よくないレベルはそれぞれ違うのですが、

クレイは接した瞬間から電気的反応が起こり、
周りの汚れなどを吸着していきます。

ですので、製品そのものに電気反応を阻害するようなものが混ぜてあったら
その分だけクレイに求めたい働きが減ってしまうのです。

オイルや精油などは極性がありませんので、
クレイの働きを弱めることになります。使うなら別々で!を推奨します。

水分系や塩などは極性の問題ではなく、
クレイが持つイオン交換作用を使ってしまうことになり、
本来、肌や体にクレイを使って
恩恵を預かりたいものが混ぜられているものに使われてしまいます。
もったいないなってなるんですよね。

・プラスチック容器に入っていない

容器の問題も先ほどの混ぜものがないことと同じ理由になって、
クレイが保存されているものが変質しやすいものだと、
クレイがその容器の成分を吸ってしまうこともあります。

プラスチック容器に入っていないものは少ないですが、
できれば、紙やガラス容器に入っているのもがよいです。

・クレイ鉱山の周辺環境がよい

周辺環境の問題も同じ理由からです。
周りが農園だったり、高速道路が走っていたりすると、
農薬や、排気ガスを吸ってしまっていることが考えられます。

日本でも何箇所かクレイを産出しているところがありますが、
よほど周りに阻害するものがなく、広い土地からでないと難しいところです。

・クレイの成分などをメーカーが公開している

最後に、クレイの成分などを公開しているか。

まず、販売されているパッケージをよく見て、
クレイの種類、産地が書かれていないものは論外だと思います。

よくグリーンクレイ、ホワイトクレイ、などと表記されているものがありますが、
それはクレイの種類ではなく、クレイの色を表しているに過ぎません。

モンモリオナイト、カオリナイト、イライト、ベントナイトなど、
クレイの種類と産地が書いてあるかチェックしてみてください。

また、さらにはメーカーのホームページなどで、
クレイの成分が公開されていると安心です。

クレイは天然のものなので、クレイ100%というのはあり得ないことで、
さまざまな種類のクレイや、クレイ以外の鉱物が混ざっているものです。

混ざり方によって、期待される効能も変わってくるので、
丁寧なものづくりを行なっているメーカーなら
成分を調査して、公開していると思います。

以上が、良いクレイの条件4つの補足です。
・混ぜものがない
・プラスチック容器に入っていない
・クレイ鉱山の周辺環境がよい
・クレイの成分などをメーカーが公開している

クレイを使っていみたいなと思われた際は、
この4つに当てはまるものをお探しくださいね。

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