産後の静脈瘤、どうしたらいい?!

産後のあるある質問にお答えしていきます。

今回のご質問は、

産後に静脈瘤ができた!どうしたらいいの?です!

静脈瘤、初めて見つけたら見た目にまず怖くなりますよね、、

でこぼこになったり、静脈の色が見えたり、
ショックを受けられる方も多いと思います。

もし、痛みがあるなら、病院で相談しましょう。
痛みがなくても、何かのついでがあるなら診てもらうといいと思います。

・見た目がでこぼこ
・静脈の色が濃く見えている
・痛みや痒みがある
・動かしにくい
など、症状が複数あったり、ひとつの症状でもひどい場合は、
病院で診てもらうといいでしょう。静脈瘤も危険な場合あるのでね。

ただ、危険性のないものも多いとは思うので、
静脈瘤を解消&予防するために、セルフケアでできることをご紹介します。

静脈瘤のセルフケア

①骨盤を立てる
②股関節を緩ませる
③やさしいマッサージ
④足湯

ひとつずつ説明していきますね。
静脈瘤だけでなく、浮腫や冷え、足の疲れにも有効ですよ。

①骨盤を立てる

産後の骨盤について、開いているからしめないといけない!

よく聞くことだし、私もお伝えしていることです。
でも、ただしめるだけじゃ足りないこともあるんです

骨盤は、

仙骨、尾骨、寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)と、
複数の骨の集合体のことを指します。

複数の骨でできているから、
開いたり閉じたりという言葉が使われるんですね。

産後の場合、骨盤は開いている状態ですが、

開くだけでなく、後傾していることが多いのです。

妊娠中、赤ちゃんと子宮は、どんどん大きくなっていきます。
骨盤は、赤ちゃんと子宮をお椀のように支えていました。
精一杯ひろがりながら。

そして、赤ちゃんが産まれたあと、骨盤の上には急に空洞ができます。

ママにとっては、赤ちゃんの重みが一気に無くなって、
重心の位置が、後ろにかかりやすくなるんです。
骨盤が後傾しやすくなるんですね。
大きくなった赤ちゃんを支えていた時点で後傾することも多いです。

骨盤が後傾すると、骨盤を締める筋肉が使われにくくなり、
骨盤を上手く閉じることが、難しくなるんです。
だからといって後傾している骨盤を無理にしめると、
後傾が治りにくくなり、骨盤底筋も、骨盤を支えるお腹の筋肉も発達しにくく、働きにくくなります。

骨盤の後傾が、腰痛の原因にもなることがあります。
お腹ぽっこり腰イタタ、です。これも産後あるあるじゃないでしょうか?
静脈瘤の話にはまだたどり着きませんね、、

即席のケアより、そもそもを見直すことが大事だと思うのでね。
まずは、骨盤を立てる、からはじめましょう。

骨盤を立てるためには、どうしたらいいか?
姿勢を見直すこと、です。

骨盤が後ろに傾いていないか、チェックする方法は、
固めの椅子に、まずは後ろのめりに座ります。精一杯偉そうに!!

偉そう座りから、だんだんと股関節から前のめりにしていき、
坐骨が下に刺さったようになるか、確認してみましょう。
前傾でも後傾でも坐骨は刺さりません。

坐骨が下に刺さった後にもう少し前のめりにして、坐骨山を登って越える感じ。
膣を座面にくっつける感じにすると、骨盤底筋が下に敷かれた状態になります。

言い換えると、
骨盤が立ち、骨盤底筋が働く状態になります。

座っている時に後傾を感じるなら正しい姿勢に定着するまでは、
おしりの背中側に、固めのクッションやタオルを敷いて
意識しなくても骨盤が立つようにグッズの力を借りるのもいいですよー


骨盤が立ち、骨盤底筋が働くようになり、骨盤底筋を鍛えること。

むくみや、静脈瘤予防への第1歩になります。
他にもいろいろな症状の予防になるし、元気に美しく過ごすための第1歩にもなります。

②股関節を緩ませる

静脈瘤のそもそもの原因は、
下半身の血流やリンパの流れが悪くなること。
股関節は、人体で1番大きな関節で、多くの筋肉が関係しています。
筋肉を動かすことで、血を動かしリンパを動かします。
そして、股関節には鼠径リンパ節があります。

リンパ節は、リンパがうまく働くためのパトロール隊のようなもの。
股関節を緩ませることで、血流を改善し、リンパの働きも改善します。
脚は心臓から遠いし、人はどうしても立つか座っている時間が長いので、
特に脚は、血流とリンパの流れをよくするため、意識して刺激したいところです。

定期的に、股関節のストレッチをしましょう!
全て寝転びながらできるので、夜寝る前にするといいですよ合格
股関節ストレッチをご紹介しますね!

【開脚ストレッチ】


1.仰向けに寝て足を開いて、足裏を重ね合わせます。
2.足裏を体の方に引き寄せてキープします。
 10秒くらいから始めて、慣れたら30秒キープ。

このイラストの手の平は下を向いてますが、肩を開くためには手の平を上に向ける方が◎
キープした後に、膝を開閉するのも、よいです!10回くらいからやってみてね。

曲げ股関節回し】

1.仰向けに寝て、片方の膝を曲げます。
2.股関節を中心に、膝で円を描くように回します。
 10回くらいから始めて、慣れたら3セット。反対まわりも、同じだけ回しましょう。
3.終わったらもう片方の足もね!

回すのがしんどい時は、曲げた膝の反対方向にひねるストレッチもOK。30秒キープを両足しましょう。

ストレッチや体操は、
たくさんやるより、頻回やることが大切です。

少しずつでも毎日続けていきましょうね!
繰り返しますが、夜寝る前、等と決めるのがおすすめです。

自分で決めた約束って、守り続けるとだんだん快感になります。
やらないと気持ち悪い、までいくと勝利ですよ♪

③やさしいマッサージ

骨盤を立てて、股関節が緩まったら、
血流やリンパの流れを整える準備が完了しました!ってことです。

血流やリンパの流れにアプローチするには、筋肉を動かすことが効果的です。
でも、強いマッサージをしてしまうと、逆に筋肉を痛めてしまうこともあります。
やさしく筋肉を揺らしたり、さするようなマッサージがおすすめ。
ギュッと押すのはNG!

私はタイガーテールというマッサージローラーが気に入っています。

ローラーでコロコロとふくらはぎを刺激すると、
手でマッサージするよりも局部に圧が入らなくてgood!
スクワットして足の筋肉を動かすのもいいです。

要は、筋肉を動かすんです!やさしく!
固まってる筋肉を柔らかくする。

歩くのももちろんいいしね!階段上がってますか??
私も毎日スマホの歩数をチェックして、少ない時は意識して動くようにしています。
特別なことをたくさんしなくても、ちょっとしたことでも、毎日続けましょうね!

④足湯

骨盤を立てて、股関節が緩まり、筋肉を柔らかくする。
①〜③までやってくださったみなさん、すばらしいことですよー!

それでもね、なかなかすぐには治らないこともあります。
ケアを続けることが大事なんだけど、
成果を感じられないと、モチベーションが上がらないものです。

成果を出したい、即効性のあることをしたい、
早く美しく健康になりたい!よね?
そんな時に、助けてくれるのは??
私の最も得意とするアイテム、クレイの足湯です!

特にグリーンイライトは、
老廃物や余分な水分を強力に引き寄せて動かしてくれるので、
むくみや静脈瘤予備軍にもおすすめ。 

くるぶしまででもいいですが、ふくらはぎが入るくらいのお湯だとさらに○
足湯の容器やタライ、タブトラックスのようなバケツもいいですよ♪
40℃くらいのお湯にクレイを大さじ1〜2入れて混ぜます。
15分くらいつかってくださいね。途中で足し湯をすると心地いいです。


クレイ足湯は、冷え予防や電磁波&静電気対策にも効果的だし、
クレイの量が少ないので毎日してもOK!

クレイをうまく取り入れて、快適生活を送りましょうね!


クレイがない人は、塩やエプソムソルトを入れるのもgood!
ミネラルとお湯の圧で体の中を動かすってことです。

体と心はできるだけ軽やかでいきましょう♪
それでは、また〜